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内神田一丁目(うちかんだいっちょうめ)地区第一種市街地再開発事業

(令和5年10月31日現在)

1.概要

 本事業区域が位置する内神田一丁目地区は、北側には神田駅西口通り商店街や出世不動通り商店街をはじめとした賑わいエリアが形成され、また南側には大手町の国内外の大企業の集積とともに皇居や国際級ホテルが位置し国内外からの来訪者を呼び込む拠点が形成されている。
 それに対し本計画地では、建築物の老朽化が進み防災性が低下するなど都心部にありながら高度利用が図られていないこと、近年では水辺空間の整備の潮流にあるにもかかわらず現存の建築物は日本橋川に対して背を向けた配置であること、日本橋川や首都高速道路により神田エリアと大手町エリアは分断され賑わいや歩行者の連続性・回遊性が希薄になっていることが問題点として挙げられる。
 その中で本計画地南側(日本橋川対岸の大手町地区の都市再生特別地区)においては、日本橋川を横断する人道橋の架橋がすでに都市計画決定されており、本計画地は当該人道橋の神田側の受け地に位置している。
 これらを踏まえたうえで本計画において求められるのは、人道橋と連続した神田エリアと大手町エリアの結節点となるオープンスペースの創出、歩行者ネットワークの強化など、都心部の貴重な地域資源たる日本橋川を活かした賑わいのある都市環境の整備である。
 以上より本計画では、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため、①神田・大手町エリアの回遊性向上を促す都市基盤と日本橋川沿いの水辺空間の整備、②国際競争力強化に資するビジネス・産業支援機能の導入、③防災性向上と環境負荷低減の実現を通じて、都市再生に貢献することを目的とする。

2.計画内容

施行者
三菱地所株式会社(個人施行)
所在地
東京都千代田区内神田一丁目
面積
約1.0ha
事業費
約551億円
整備内容
公共施設
 広場 (面積1,300平方メートル)、
 防災船着場
 特別区道千第558号線無電柱化・美装化
 特別区道千第549号線美装化      ほか
施設建築物
  延べ面積 約85,267 平方メートル
 主要な用途(事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等)

3.主な経過及び予定

都市計画決定
(都市再生特別地区)
令和2年 9月
施行認可令和3年 2月
権利変換計画認可令和3年 5月
建築工事着工令和4年 7月
建築工事完了令和7年11月(予定)

4.その他(関連都市計画等)

・都市再生特別地区
・地区計画

5.施行者の連絡先

三菱地所株式会社プロジェクト開発部 TEL 03-3287-5350

イメージパース

位置図