東京都は、バリアフリーのまちづくりに向け、公共交通の要である駅における利用者の円滑な移動や安全性の向上を図るため、 区市町と連携し、鉄道事業者への補助(鉄道駅総合バリアフリー推進事業)を通じて、エレベーター、ホームドア、バリアフリートイレ等の整備促進に取り組んでいる。
1 都政改革本部 見える化改革報告書「交通政策」
東京における鉄道の役割の大きさ、高齢社会の進展や、訪都旅行者数の増加に着目し、今後「誰もが 安心して快適に移動できる環境を整えること」が不可欠であるため、鉄道駅バリアフリーのうち、エレベー ター及びホームドアについて分析を行った。
2 「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」について
更なるバリアフリー化に向けて、都民のみなさまから頂いたご意見等を参考に「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」を取りまとめましたのでお知らせします。
今後も、こうした取組を通じて、鉄道駅のバリアフリー化を積極的に促進してまいります。
1.「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」の概要
・これに基づき、鉄道事業者に整備計画の策定を依頼
・整備計画の実現を支援するため、ホームドアでは利用者10万人未満の駅に、エレベーターでは服すルート、乗換ルートの整備に補助の拡大・充実を図り、取組を加速
・鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方(1.5MB)
2.パブリックコメントの結果と対応
ご意見を頂きました皆様に深く感謝いたします。
・意見提出人数:7名
・意見提出件数:13件
・「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方(案)」パブリックコメントの結果と対応(176KB)
(参考)「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方(案)」の意見募集
3 鉄道駅バリアフリーに関する整備計画
令和元年9月に公表した「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」を踏まえ、都内を運行する鉄軌道事業者に整備計画の作成を依頼し、下記のとおり取りまとめましたので、お知らせ致します。
なお、本整備計画は、鉄軌道事業者の整備計画等に応じて、随時、更新、見直しを行います
1.ホームドア
なお、首都圏新都市鉄道、東京モノレール、多摩都市モノレール、ゆりかもめ、東京都(都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー)については、全駅ホームドアを整備済み。
2.エレベーター
4 東京都におけるホームドア整備に係る検討について
都内におけるホームドア整備を加速することを目的に、鉄道事業者と関係行政が一体となってホームドアのさらなる整備の加速を図るための方策について検討しています。
- ・設置要綱(87KB)
【協議会開催状況】
《第1回》
- ・開催日:令和6年8月23日
- ・議事次第(63KB)
- ・座席表(112KB)
- ・資料1 東京都の取組報告(765KB)
- ・資料2 鉄道各社の取組報告(11.1MB)
- ・資料3 国の取組(1MB)
- ・議事要旨(216KB)
《第2回》
- ・開催日:令和6年11月28日
- ・議事次第(49KB)
- ・資料1~3 ホームドアの整備加速策(技術・施工面)について(2.07MB)
- ・資料4 ホームドアの整備加速策(財政面)について(494KB)
- ・議事要旨(87KB)
5 都内鉄道駅のバリアフリーに関する整備状況
1.ホームドア
(1)JR及び私鉄事業者、地下鉄事業者別
- ・整備状況(駅数)(令和6年3月末時点)(108KB)
(2)鉄道事業者別
- ・整備状況(駅数)(令和6年3月末時点)(50KB)
- ・整備状況(番線数)(令和6年3月末時点)(65KB)
(3)ホームドア整備状況図(鉄道事業者別)(令和6年3月末時点)
- ・東日本旅客鉄道(6.32MB)
- ・東武鉄道(827KB)
- ・西武鉄道(1.68MB)
- ・京成電鉄(566KB)
- ・京王電鉄(1.67MB)
- ・小田急電鉄(698KB)
- ・東急電鉄(1.27MB)
- ・京浜急行電鉄(434KB)
- ・北総鉄道(295KB)
- ・東京臨海高速鉄道(452KB)
- ・東京地下鉄 https://www.tokyometro.jp/safety/prevention/station/index.html
- ※首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、東京モノレール、多摩都市モノレール、ゆりかもめ、東京都(都営地下鉄、日暮里・舎人ライナー)は都内すべての駅ホームにホームドア整備済み。
2.バリアフリールート
- ・整備状況(駅数)(令和6年3月末時点)(116KB)