西新宿地区再整備方針
西新宿地区は、昭和35年に決定した新宿副都心計画等に基づき道路や公開空地の整備等を進め、今日まで発展してきました。しかし、道路と公開空地の高低差等により、一体的な空間形成や賑わいの連続性が欠けていることや、築30年以上を経過した超高層ビルが改修等の更新期を迎えています。
一方、東京都では、令和2年2月に策定した「スマート東京実施戦略」において、西新宿地区を先行実施エリアに位置付け、西新宿スマートシティ協議会を新宿副都心エリア環境改善委員会とともに設立し、先端技術を活用したまちづくりについて検討を進めています。
また、新宿区、地元関係者で構成する「西新宿懇談会」は、2040年を見据えて官民が連携してまちづくりを進めていくため、西新宿地区の将来像やその実現方策等を示した「西新宿地区まちづくり指針」を令和3年4月に策定しました。
こうした状況を踏まえ、東京都と新宿区は、本地区の超高層ビルの機能更新を見据えつつ、道路や公開空地等の一体的な再編に向けたまちづくりの方向性を示すことを目的として、学識経験者や行政機関等で構成する「西新宿地区再整備方針検討委員会」を設置し検討を進め、「西新宿地区再整備方針」を令和5年3月に策定しました。今後、関係者と連携を図り、再整備方針の実現に向けた取組を進めていきます。
「西新宿地区再整備方針」(令和5年3月)
<全体版>
・西新宿地区再整備方針(
※見開きで表示する場合はこちら(
<概要版>
・西新宿地区再整備方針 概要版 (
<意見募集の結果>
・「西新宿地区再整備方針(素案)」の意見募集の結果について (
<これまでの検討経緯>
・西新宿地区のまちづくり(新宿区HPへリンク)
「西新宿地区再整備ガイドライン」(令和7年1月)
「西新宿地区再整備方針」で示したまちの将来像を実現するため、西新宿地区再整備検討委員会では、まちの骨格となる西新宿グランドモールや回遊軸について検討を深度化してきました。 この度、西新宿地区再整備検討委員会において、道路と沿道街区が一体となった都市空間の形成に向けた各個別事業が取り組む内容を「西新宿地区再整備ガイドライン」としてとりまとめました。今後、各個別事業ごとに、本ガイドライン等を活用し、関係者間で連携しながら、再整備方針の実現に向けた取組を進めていきます。