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~環2・晴海通り周辺でみどりの創出を図っていきます~
東京都では、広がりと厚みをもった“みどり豊かな都市空間のネットワーク”である「環境軸」の形成について、「環境軸推進地区」の指定などにより、着実に推進を図っていくこととしています。 これらのうち、環2・晴海通りを中心としたエリアについて、本年11月に「環境軸推進計画書環2・晴海通り地区」(案)を作成し、意見募集を行いました。この度、頂いたご意見を参考にしながら、「環境軸推進計画書環2・晴海通り地区」を策定しましたのでお知らせいたします。 今後、この計画に基づき、豊かなみどりの創出に努めてまいります。
【「環境軸推進計画書~環2・晴海通り地区~」のポイント】
○環境軸形成の考え方
- 臨海部から皇居周辺にかけて、「環2・晴海通り」を中心軸に厚みのあるみどりを形成
○環境軸の形成の目標
- 今後新たに約100haのみどりを創出
(日比谷公園約6個分、現在の約2倍に増加) - オリンピック開催年(2016年)に約9割達成
○環境軸の形成に向けての配慮事項
- 公園、オリンピック関連施設の整備など、公共施設において豊かなみどりの創出に寄与するよう緑化を推進
- 道路と沿道開発が一体となった「幅のあるみどり」を可能な限り連続して創出
- 大規模開発や土地利用転換を契機にみどりの「広がり」と「つながり」を新たに創出
○環境軸の形成に向けた取組
- まちづくり計画の策定時に本計画書の内容に配慮
- 都市開発諸制度を活用したまちづくりにおける緑化誘導 など
○環境軸推進計画書の閲覧方法
推進計画書の内容は、東京都公式ホームページ・局ホームページまたは都民情報ルーム(都庁第一庁舎3階)でご覧になれます
- 環境軸推進計画書~環2・晴海通り地区~ 概要版(
- 環境軸推進計画書~環2・晴海通り地区~ 全文(
- 本編 表紙・目次(
- 本編(
- 環境推進計画所の目的
- 環境軸の形成の目標
- みどりの現況
- 環境軸の形成に資する計画事業
- 環境軸の形成に向けての配慮事項
- 環境軸の推進体制
- 図面編 表紙・凡例など(
- 図2.1~図2.3.4(
- 図3.1.1~図3.1.2(
- 図3.2.1~図3.2.12(
- 図3.3.1~図3.3.4(
- 図4.1.1~図4.1.2(
- 本編 表紙・目次(
【解説】
※環境軸:
骨格となる都市施設(道路、公園、河川など)と、その整備等を契機とした周辺のまちづくりの中で一体的に形成される、広がりと厚みをもった豊かなみどり、オープンスペース、良好な景観などの“みどり豊かな都市空間のネットワーク”。
※環境軸推進地区:
都や地元区市町村などが連携して環境軸に取り組むことが効果的と考えられる地区で、まちづくりの熟度や都市施設の整備の見通しなどを勘案した上で指定された地区。
※環境軸推進計画書:
環境軸推進地区の指定にあたり、みどりの軸となる道路や河川等の整備、まちづくりなどに関して、計画の策定や事業の実施を行う場合に「環境軸の形成に向けての配慮事項」を踏まえた対応を求めることを目的に策定するもの。
※都市開発諸制度:
公開空地の確保など公共的な貢献を行う建築計画に対して、容積率や斜線制限などの建築基準法に定める形態規制を緩和することにより、市街地環境の向上に寄与する良好な都市開発の誘導を図る制度のことで、再開発等促進区を定める地区計画、特定街区、高度利用地区、総合設計の4制度のこと。