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「環境軸ガイドライン」の公表について

最終更新日:平成19(2007)年6月11日

「環境軸ガイドライン」の公表について
~みどり豊かな都市空間のネットワーク形成を図っていきます~

 東京都では、先般発表した「『緑の東京10年プロジェクト』基本方針」において、「厚みと広がりをもった緑の満ちる空間が連続する『環境軸』の形成」を示したところです。
 今回、この「環境軸」の形成を図るため、都市施設の整備、まちづくりに関する計画や事業などを行う際の指針となる、「環境軸ガイドライン」を策定しましたのでお知らせします。

○ 「環境軸」とは

 公園・緑地、道路や河川のみどりとこれら沿線のまちづくりで生まれるみどり等を組合わせ都市施設のみでは成しえない厚みと広がりをもったみどり空間の創造を目指すものです。

○ ガイドラインのポイント

1 都市施設の連携
 道路と河川の連携によるみどりの連続性の確保、道路と沿道の公園の一体的整備による厚みのあるみどりの創造などを行い、環境軸の「つながり」と「広がり」を効果的に実現します。

2 民間のみどりを誘導
 道路の街路樹など、都市施設のみどりの充実のみならず、沿道の民間事業者が行うまちづくりの中でもみどりを創出し、環境軸の「広がり」を誘導していきます。

3 環境軸形成に向けた新たなしくみの創設
 7月より本格運用を開始する「公開空地等のみどりづくり指針」により、質の高いみどり空間を誘導していきます。また、公開空地を緑化した場合の評価など、緑化の一層の誘導促進をはかるような手法について検討を行います。

4 推進体制
 現在整備中の環状第2号線など、まちづくりの熟度や都市施設の整備の見通しなどを勘案したうえで、「環境軸推進地区」を選定し、環境軸形成の着実な推進を図っていきます。

○ ガイドラインの閲覧方法

 本ガイドラインの全文は、ホームページの他、都民情報ルーム(都庁第一庁舎3階)でも閲覧と販売(1部880円)を行っています。