田端地区は、太平洋戦争の戦禍によりほとんどの建物が消失しましたが、JR田端駅に近いことから住宅地として発展してきました。その後、都市化現象の影響を受け、公共施設が未整備のまま土地の細分化が進行し、木造二階建住宅を中心とした密集市街地が形成されました。
土地利用の大部分は住宅地で、一部に商店が立地しています。
地形は全体的に北側が高く、南に向かってなだらかに傾斜した斜面地です。
道路は、一部に土地区画整理組合により整備された幅員6~10mの道路がありますが、いずれも連続性が確保できていない状態です。また、整備されなかった区域においては、幅員4m未満の道路が主体で、一部に階段及び急坂の箇所もあり、災害時における消防活動が困難な地域となっています。
公益施設として、西側区域に田端小学校(旧滝野川第一小学校)があります。供給処理施設は上下水道とも整備され、都市ガスも全域に供給されています。