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(2)都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)

最終更新日:令和4(2022)年10月3日

1.概要

都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)案内地図
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  • ●プロジェクトの名称
    都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)
  • ●所在地
    渋谷区渋谷一丁目23番ほか
  • ●活用する都有地(計約2.6ヘクタール
    1. ① 宮下町アパート跡地
    2. ② 東京都児童会館
    3. ③ 青山病院跡地
  • 渋谷地区の現況開閉(クリックして詳細を確認)
  •   渋谷駅周辺では、平成24年度に予定されている地下鉄副都心線と東急東横線の相互直通運転を前に、大規模な再開発が進むとともに、今後は駅の機能更新などにより、更なる利便性の向上が見込まれるなど、一層のポテンシャルの向上が期待されています。また、周辺には、大学や専門学校等の教育機関、デザイナーやクリエイターの工房等クリエイティブ産業が多く立地し、キャットストリートに面する商業地には多くの若者たちが集まり、にぎわいのある街となっています。
     このような状況を踏まえ、都は、都営宮下町アパート跡地などの都有地(敷地面積計:約2.6ヘクタール)における都有施設の移転等を契機に、渋谷駅周辺の再整備の効果を渋谷のまち全体に波及させ、地域の活力と魅力をより一層高めることを目指して、「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)」を展開することとしました。

  • まちづくりの目的開閉(クリックして詳細を確認)
  •   本プロジェクトは、渋谷駅周辺の開発が進むこの機をとらえて、民間のノウハウと資金力を導入した都有地活用によってまちづくりを先導することにより、渋谷・青山・原宿などの拠点性の高いエリアから人の流れを呼び込むとともに、クリエイティブ産業など渋谷の強みを伸ばす新たな空間を創出します。これにより渋谷の更なる魅力向上、ひいては東京の都市再生につなげていくことを目指します。

  • これまでの経緯開閉(クリックして詳細を確認)
  • 平成23年 2月28日
    実施地区の公表
    平成23年 3月29日
    渋谷地区ステップアップ・ガイドラインの公表
    平成23年 3月29日
    ①宮下町アパート跡地事業 事業実施方針の公表
    平成23年 7月28日
    ①宮下町アパート跡地事業 事業者募集要項等の公表
    平成24年 3月30日
    ①宮下町アパート跡地事業 事業予定者決定の公表
    平成29年 4月28日
    ①宮下町アパート跡地事業 開業
    令和 3年 3月29日
    ②渋谷一丁目地区共同開発事業 事業実施方針の公表
    令和 3年 8月12日
    ②渋谷一丁目地区共同開発事業 事業者募集要項等の公表
    令和 4年 3月29日
    ②渋谷一丁目地区共同開発事業 事業者予定者決定の公表

2.渋谷地区ステップアップ・ガイドライン

  • 渋谷地区ステップアップ・ガイドラインの概要開閉(クリックして詳細を確認)
  •  「渋谷・青山・原宿を結ぶ人の流れを創出し、生活文化やファッション産業等の発信拠点を形成」

     本ガイドラインは、既定の行政計画や地域の現状等を踏まえ、都有地活用を通じたまちづくりの誘導目標や連携のとれた都有地活用を定めるとともに、まちの魅力と活力を高める取組として、その実現に向けた都有地の誘導目標を定めています。

    • 都有地活用を通じたまちづくりの誘導目標
      「渋谷・青山・原宿を結ぶ人の流れを創出し、生活文化やファッション産業等の発信拠点を形成」
    • 都有地活用の誘導目標及び活用イメージ
      • ・誘導目標1 : 創造性を刺激する空間を形成
        ファッション、デザイン等産業、クリエイターの育成、交流、発信施設
      • ・誘導目標2 : 多様な都心居住を推進
        クリエイター等が魅力を感じる居住空間や、生活を支える商業等の複合施設
      • ・誘導目標3 : 歩いて楽しいまちを形成
        みどりを連ねた開放的な空間や、店舗等の集客施設
    • 各都有地に共通する配慮事項
      • ・環境への配慮
         カーボンマイナスの推進、緑化の推進、再生利用可能エネルギー等の利用、エネルギー負荷を軽減する設計上の工夫、運用時エネルギー低減に繋がる取組
      • ・景観への配慮
         「東京都景観計画」、「渋谷駅中心地区まちづくり指針2010」の考え方に留意し、良好な景観形成に向けた取組
      • ・安全への配慮
         災害時の対応に配慮(オープンスペースや大空間施設を、帰宅困難者対策として、被災時における一時避難(収容)先として活用することなど)
    • まちの魅力を高める取組
      • ・行政は、各都有地を連携させた活用を先導的に行うことにより、都有地周辺のまちづくりの機運を高める
      • ・民間事業者は、地域産業を担うクリエイター等の活動の場を整備するとともに、自らその施設を活用した地域産業の活性化への取組や、既存のまちづくり協議会等と連携・協力した取組等、エリアマネジメント活動を実施

3.各都有地における事業

宮下町アパート跡地事業の詳細
渋谷一丁目地区共同開発事業の詳細

お問い合わせ先

市街地整備部 企画課
電話 03-5320-5121