空港アクセスの強化
羽田空港は、都心に近く、24時間利用可能な国際空港であり、機能を最大限発揮するためには、幹線道路や公共交通など、空港アクセスの一層の強化が重要です。このため、空港アクセス道路としても重要な役割を果たす中央環状品川線については、平成27年に供用開始されており、現在は、国道357号(多摩川トンネル、辰巳・東雲・有明立体)の整備など、広域ネットワークの整備を国が進めています。
外環道の東名高速から湾岸道路までの区間については、国や関係機関ともに、計画の早期具体化に向けて取り組んでいきます。
また、交通政策審議会答申第198号(平成28年4月)に位置付けられた空港アクセスの強化に資する路線の実現に向け、国や鉄道事業者などと連携して、調整・検討の深度化を図っていきます。
さらに、深夜早朝時間帯の国際線発着枠を一層活用するため、平成26年度に、国と協力し、同時間帯におけるアクセスバスの実証運行を行いました。この取組を踏まえ、平成27年度からは民間が主体となり、国・都県市等で構成する「東京国際空港の深夜早朝時間帯におけるアクセスバス運行協議会