東京都豪雨対策基本方針(改定)について
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東京都は「東京都豪雨対策基本方針」を策定し、これまで河川や下水道の整備、貯留浸透施設の設置等の取組を定め、総合的な治水対策を推進してきましたが、近年の気候変動の影響により激甚化・頻発化する豪雨災害への備えが求められています。
そのため、学識経験者等による「東京都豪雨対策検討委員会」を設置し、将来の気候変動の影響を踏まえた東京都における今後の豪雨対策について検討を進め、令和5年12月に「東京都豪雨対策基本方針」を改定しました。
1 改定の内容
- 気候変動に伴う1.1倍の降雨量に対応するため目標降雨を都内全域で10ミリ引き上げます。
- 目標降雨に対して、主に「河川整備」「下水道整備」「流域対策」で浸水被害を防止します。
- 目標を超える降雨に対しても、「家づくり・まちづくり対策」「避難方策」を加えた5つの施策を組み合わせて、もしもに備えます。
- 対策を先行するエリアを設定し、重点的な対策強化によって事業効果を早期発現するとともに、都内全域で段階的に事業を展開します。
2 資料
- 「東京都豪雨対策基本方針(改定)」の概要(
- 「東京都豪雨対策基本方針(改定)」
《分割版》
表紙・はじめに・目次(
第1章 「東京都豪雨対策基本方針」の考え方(
第2章 豪雨対策の現状と課題(
第3章 対策の方針(
第4章 具体的な取組(
第5章 豪雨対策の更なる推進に向けて(
(参考資料)目次(
(参考資料)参考1 東京都豪雨対策検討委員会設置要綱(
(参考資料)参考2 委員会の開催状況(
(参考資料)参考3 有識者意見(
(参考資料)参考4 パブリックコメント意見(
(参考資料)参考5 豪雨対策の経緯(
(参考資料)参考6 最近の動向( - (改定前)「東京都豪雨対策基本方針(改定)」(平成26年6月)(
3 取組の紹介
- 地下街等の浸水避難を支援する映像の公開
ターミナル駅周辺に広がる大規模な地下空間を有する渋谷、新宿西、新宿東、池袋、新橋、八重洲、大手町、丸の内、有楽町、銀座、上野・御徒町、及び浅草の計12地区について、地下街等の管理者、隣接ビルの管理者、鉄道事業者、地元区等から構成される「東京都地下街等浸水対策協議会」を設置し、関係者が連携して地下街等の浸水対策に取り組んでいます。
この度、集中豪雨等による地下街等の浸水の危険性や浸水対策、避難行動等について、広く利用者へ知って頂くために、映像を公開しました。
1 「もしもの事態に心の備えを 地下への浸水 知って、防いで、命を守る」
2 「もしもの事態に心の備えを 地下への浸水 知って、防いで、命を守る」(避難行動編)
- 豪雨災害からわが家を守る
豪雨対策の基本を知り、ひとつひとつ身の回りのことから始めましょう! - 雨水しみこみプロジェクト
九都県市が、連携して身の回りでできる豪雨対策の広報に取り組んでいます。
記事ID:039-001-20241022-009889