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東京における市街地整備の実施方針(平成22年5月策定)
公と民の連携によって実現する質の高いまちづくり

 東京都では、「東京の都市づくりビジョン」(平成21年7月改定)で示した地域の将来像の実現を目指し、効率的に市街地整備を促進するため、「東京における市街地整備の実施方針~公と民の連携によって実現する質の高いまちづくり~」を策定しました。
 東京では、これまでに、区部全体の四分の一が区画整理や再開発などによって、道路や公園、下水道等の基盤が整った市街地として整備されてきました。
 本方針は、今後の市街地整備で都が重視する方向や都が果たす役割等を明らかにすることにより、広く地元自治体や民間事業者等に対して都市づくりへの意識の醸成や具体的な行動を促し、より質の高い都市を実現することをねらいとしています。

本方針のポイント

今後の市街地整備のあり方

  • ○公と民が地域の目指すべき将来像を共有し、適切な役割分担と連携によって質の高いまちを実現
  • ○「世界の範となる魅力とにぎわいを備えた環境先進都市」の実現に向け、従来の「活力・利便」「防災」に加え、「環境(緑・低炭素)」「景観」を新たな目標として設定
  • ○地区の重点化と時間管理の重視など、市街地整備を推進するための戦略を再構築

具体的方策

  • ○市街地整備における重点化の視点を類型化し、それぞれ代表的な地区を例示
  • ○都は総合調整機能を強化し、民間や地元自治体等によるまちづくりを促進。さらに、制度改善などの個別の事業プロジェクトを推進する仕組みを構築