- 会議の概要
- ○ 会議名
- 令和3年度羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会 幹事会(第1回)
- ○ 開催日
- 令和3年6月29日(火曜日)
- ○ 出席状況
- 東京都、23区市、国土交通省
○ 議事の要旨
- * 国土交通省より、騒音測定結果や部品欠落報告等について説明。
【主な意見及び国の回答等】
- ・羽田新ルート運用開始後、新飛行経路における落下物の事案はゼロであるが、これを継続して欲しい。
- ・安全対策の強化継続を引き続きお願いしたい。また、何かあった場合には迅速、正確な情報提供を改めてお願いしたい。
⇒落下物や航空機事故等については、未然防止の徹底、安全対策の確実な実施、充実に継続して取り組んでいきたい。 - ・落下物防止対策について、原因究明を行い、再発防止を徹底するとのことであるが、航空会社に対する落下物防止対策基準の義務付けがどう担保されるのか教えて欲しい。
⇒各航空会社は、航空法令の規定により、事業計画を定め落下物防止対策基準に適合する対策の実施が義務付けられている。本邦航空会社だけでなく日本に乗り入れる外国の航空会社にも当該基準の遵守を求めており、各航空会社に対する安全監査や指導等を通じて確実に実施されていることを確認している。 - ・羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会について、技術的方策の結論を早急に出していただくようお願いしたい。
⇒少しでも早く検討が進むよう、一生懸命取り組んでいる。スピード感を持って検討を進めて参りたい。一方で、固定化回避の実現にあたっては、飛行方式の更なる絞り込みを行った上で、基準の策定、国際基準との整合性の確認、安全性の評価などの安全面で色々クリアしなければならないところもあることをご理解いただきたい。 - ・5月21日に、航空機装置のトラブルのため、運用時間外に新飛行経路を使用してC滑走路に着陸するという事案があった。安全が最優先されるため、このような緊急対応は致し方ないと認識しているが、今後も起こり得るものと考えている。国としてどのように考えているか教えていただきたい。
⇒今回は比較的滑走路長の長いC滑走路に着陸したいとのパイロット側の要請に応じたもの。今回のように優先着陸の要請を受けた場合、航空機の安全な着陸が重要であり、そのために必要な着陸ルートとして新飛行経路も使用する可能性は否定できないが、引き続き機材トラブルの未然防止に取り組んで参りたい。
【会議資料】
- ・次第(
78KB)
- ・(資料1)運航実績(
442KB)
- ・(資料2)北風・南風の運用割合(
749KB)
- ・(資料3)就航機種割合(
276KB)
- ・(資料4)ゴーアラウンドの発生状況(
320KB)
- ・(資料5)新飛行経路の航跡の概要(
1.1MB)
- ・(資料6)全体の騒音分析(
2.6MB)
- ・(資料7)航空機騒音の測定結果(
2.4MB)
- ・(資料8)部品欠落報告について(
1.7MB)
- ・(資料9-1)国に寄せられた意見について(
367KB)
- ・(資料9-2)都に寄せられた意見について(
387KB)
お問い合わせ先
都市基盤部 交通企画課 航空担当
(直通) 03-5388-3283