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令和2年度羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会 分科会(第3回)

会議の概
 
会議
令和2年度羽田空港の機能強化に関する都及び関係区市連絡会 分科会(第3回)
開催
令和2年10月9日(金曜日)
出席状
東京都、港区、新宿区、江東区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区、中野区、豊島区、北区、板橋区、練馬区、江戸川区、
国土交通省

○ 議事の要旨

  • * 騒音対策や安全対策等について、国から説明がなされた。

【主な意見及び国の回答等】

  • ・想定経路から離脱している航跡に関して、国はどのようなかたちで航空会社に取り組みをいただいているのか。  
    ⇒基本的には想定経路に沿うが、悪天回避や管制運用上必要な場合に限って、想定経路を逸れて飛行することがある。航空会社とも状況共有しているが、想定経路から逸れる場合があることをご理解いただきたい。
  • ・離陸後の上昇時に、悪天時に予定のルートを外れるというのは航跡図で判明するが、悪天時の飛行高度が低くなることはあるのか。  
    ⇒離陸上昇を継続し、早く悪天候から抜ける運航が通常執られる。
  • ・運航便数は、計画に比べて割合はどのようになっているのか。  
    ⇒9月において、国内線については、JALでは計画の40%、ANAでは47%減便している。国際線については、両社ともに計画の9割近く減便している。
  • ・B滑走路からの離陸について、音がすごいものがある。7月の航跡について、これまでより東側の線が濃くなっている。8月の傾向は異なっており、東側に寄るものが少なくなっているが、これはなぜか。
    ⇒夏場には、空気密度が下がる場合があり、その場合には航空機に発生する揚力が小さくなる。その結果、離陸については、同じ地点であっても、冬場などと比較すると、飛行高度が低くなることから、航空機と騒音測定地点の距離が短くなるため、航空機騒音が比較的大きく計測される傾向がある。B滑走路を西向きに離陸した航空機については、600フィートに達した段階で、左旋回を開始するという運用であるが、夏場には、前述の理由により、旋回地点が西側に寄ってしまうことがある。
  • ・部品欠落件数について、前回の4月から5月は合計119個、今回は220個となっている。飛行回数が倍ぐらいになったので部品欠落件数もおよそ倍になったという捉え方でよいか。
    ⇒6~7月においては、タイヤ部品のカバーのスクリュー類の欠落を受けて、その後、欠落が確認された航空機と同一型式機を運航する本邦航空会社において、集中的な追加点検が行われた。また、9月上旬までに、同社が運航する同一型式機の全てに対して、緩み止めの塗布等の再発防止策が講じられている。

【会議資料】

お問い合わせ先

都市基盤部 交通企画課 航空担当
(直通) 03-5388-3288