海外出張の執行状況

更新日

令和7年6月 海外出張費

国際競争力を高める海外の先進的な都市づくりに関する意見交換

出張先

国及び都市名

期間 目的 人数 総経費

イギリス

ロンドン

令和7年6月11日から

令和7年6月14日まで

世界の都市総合ランキングで1位であるロンドンの魅力的な都市づくりを担う官学の技術者との意見交換と、まちづくりの先進的な取組や好事例の視察により、都市づくりのグランドデザイン改定に係る検討の参考とする。

4名

(局長ほか3名)

4,311千円

 

出張先での主な行動

月日 主な行動
6月11日(火)

出国・入国

ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)訪問・意見交換

キングスクロス再開発(個性を活かしたまちづくり)、地下鉄エリザベスライン(交通ネットワーク)視察

6月12日(水)

クイーンエリザベスパーク視察(大会跡地利用、複合用途開発)

カナリーワーフ視察(水辺まちづくり、地域の魅力向上、アフォーダブル住宅)

フェリー交通視察(マルチモーダルな交通ネットワーク)

6月13日(木)

大ロンドン庁(GLA)訪問・意見交換

シティオブロンドンエリア視察(先進的オフィス整備、スタートアップ企業向け)

出国

6月14日(金) 移動→帰国

 

出張の成果

 ロンドンスクールオブエコノミクスにおいて、都市計画や都市における秩序ある再開発についての意見交換を行い、知見や課題なども共有した。
 大ロンドン庁では、2050年代に向けたまちづくりについて、データに基づく都市づくり計画の策定や、道路状況の定量的評価などの切口から意見交換をし、大都市共通の課題も共有した。
 市内において、水辺や石炭や穀物の貯蔵庫を活用して地域の個性を活かした開発事例、地下鉄網拡充や舟運の活用による交通ネットワーク強化の取組、都心における手頃な価格の住宅やオフィスの供給状況についても現地調査し、2050年を見据えた東京の都市づくりの検討に反映していく。
 今回の訪問を踏まえ、今後のまちづくりの進め方を示す都市づくりのグランドデザイン改定について、検討を進めていく。

記事ID:039-001-20251201-016319