建築物の安全対策を進めましょう～３月１日から３月７日は建築物防災週間です～

①タイル、モルタルの外装仕上げ材に、剥落箇所又は浮きなど剥落のおそれはありませんか。
②ひび割れ、欠損等の劣化はありませんか。
③パテ止めのはめ殺し窓はありませんか。（パテは古くなると硬化してガラスが固定され、地震時に割れやすくなります。詳細はこちら です。）
④広告板の本体や支持部材の劣化損傷はありませんか。

①階段室内に可燃物や避難上障害となる物品等が置かれていませんか。
②防火戸は、円滑に開閉ができますか。（開閉に支障となる障害物が置かれていませんか。）
③防火戸にストッパーが取り付けられ開放されたままになっていませんか。
（感知器連動のものを除く。）

①廊下に避難上障害となる物品等が置かれていませんか。（有効幅員が確保されていますか。）
②避難階の階段室から屋外へ通じる通路・廊下等に避難上障害となる物品等が置かれていませんか。

①廊下、階段部分等、適正な箇所に設置されていますか。
②非常用照明器具の機能が適正に作動するよう維持・管理等が行われていますか。
（電池内蔵器具についている点検スイッチのひもを引く等により確認する。）

①非常用の進入口からの進入に支障はありませんか。物品や間仕切り等によって塞がれていませんか。（▼マーク、赤色灯は適切に維持されていますか。）
②避難口（避難器具等が設置してある部分）の窓は開閉できますか。
③窓の外部の広告物、垂れ幕等によって進入・避難に支障がありませんか。

①特定天井（※）の天井材に劣化や損傷はありませんか。
（※）…人が日常立ち入る場所に設置されている吊り天井で、３つの条件（①天井の高さが６ｍを超えるもの、②水平投影面積が200㎡を超えるもの、③単位面積質量が２㎏/㎡を超えるもの）のいずれにも該当するもの。
平成26年4月1日から、建築物を新築等する場合に、特定天井について新たな技術基準が適用されています。既存の建物でも、特定天井となる場合は、天井材の劣化・損傷状況を定期的に確認し、脱落防止対策を検討しましょう。
②その他の天井でも天井材に劣化や損傷はありませんか。
特定天井とならない場合でも、定期的に劣化・損傷状況を確認しましょう。

①吹付け石綿等の使用状況の調査を実施しましたか。
　国土交通省は、平成25年7月から建築物石綿含有建材調査者の資格を付与する制度を開始し、国土交通省登録機関において建築物石綿含有建材調査者講習の修了者が公表されています。 吹付け石綿の調査実施における積極的な調査者の活用をお願いします。
★国土交通省「石綿含有建材調査者制度」の詳細はこちら です。
★一般財団法人 日本環境衛生センター「建築物石綿含有建材調査者講習 修了者情報」はこちら です。
②吹付け石綿及び吹付けロックウールでその含有する石綿の重量が当該建築材料の重量の0.1％を超えるものを使用していませんか。使用している場合、囲い込み、封じ込めの対策はなされていますか。
★所有者・管理者のための建築物のアスベスト対策と事例紹介（パンフレット）①（ 2.5MB）
★所有者・管理者のための建築物のアスベスト対策と事例紹介（パンフレット）②（ 2.4MB）
★所有者・管理者のための建築物のアスベスト対策と事例紹介（パンフレット）③（ 1.1MB）

①組積造の塀や補強コンクリートブロック造の塀にひび割れ、欠損,、鉄筋のさび、傾き等の劣化はありませんか。
②組積造の塀や補強コンクリートブロック造の塀について、控え壁の設置等の耐震対策がなされていますか。（塀の耐震対策の詳細については、こちら です。）