補助第46号線(目黒本町地区) 沿道まちづくり
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沿道まちづくりの実績
補助第46号線の道路整備に合わせて、平成21年から沿道の方々を対象に、共同建替えの勉強会を開催していました。
事業化以前では、老朽化した建築物が密集し、狭隘道路が多く存在しており、防災上・住環境上の課題を抱えていました。また、補助第46号線整備事業により、自己敷地の大半が道路用地となる沿道権利者の生活再建も課題となっていました。
このような状況において、防災街区整備事業(※1)を活用することで、道路整備事業に合わせ、沿道の共同建替えを行うことにより、権利者の生活再建を円滑にし、道路事業の早期化及び木造密集地域における延焼遮断帯形成の促進を図ることが可能となりました。
平成23年6月、目黒本町五丁目24番地区の権利者の方々により、準備組合が設立されました。
平成27年1月、組合設立が認可され、同年12月に施設建築物工事着工、平成28年10月に工事竣工しました。
※1 防災街区整備事業とは
・密集法(※2)に基づいて防災機能の確保と土地の合理的かつ健全な利用を図る。
・再開発事業と同様の土地・建物から建物への権利変換による共同化を基本とする。
・例外的に個別の土地への権利変換も認める柔軟な事業手法。
・老朽化した建築物を除去し、防災性能を備えた建物及び道路等の公共施設を整備する。
※2 密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律
提供:目黒本町五丁目24番地区防災街区整備事業組合
記事ID:039-001-20241022-011129