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区部及び多摩地域の都市計画道路

 区部の都市計画道路は、昭和21年に都市計画決定(当初決定)した後、社会経済情勢の変化等により、昭和25年、昭和39年(環6内)、昭和41年(環6外)及び昭和56年(区部全域)に都市計画道路全体の見直し(道路再検討)を行いました。
 多摩地域の都市計画道路は、昭和5年に八王子都市計画区域内の計画が決定した後、都市計画区域ごとに計画決定されてきたため、多摩地域全体として統一のとれたものではありませんでした。このため、昭和36年及び昭和37年に多摩地域全体を見据えた都市計画道路の見直しを行い、その後、社会経済情勢の変化等により、平成元年度に都市計画道路網の検証を行いました。
 整備に当たっては、区部は昭和56年度、平成3年度及び平成15年度に、多摩地域は平成元年度、平成7年度及び平成18年度に優先的に整備する路線を選定した事業化計画を策定し、計画的・効率的に進めてきました。平成27年度末には、より効率的な道路整備を進めるため、特別区及び26市2町と連携・協働し区部と多摩地域を統合した「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」を策定しました。
 整備方針では、令和7年度までに優先的に整備すべき路線として320区間・約226㎞を選定しました。あわせて、必要性が確認されなかった9区間・約4.9㎞を「見直し候補路線(区間)」、必要性が確認されたが、都市計画の内容を検討する必要がある路線として28区間・約30.4㎞を「計画内容再検討路線(区間)」、東京の目指す将来都市像の実現に向け、新たに都市計画道路が必要となる8か所を「新たな都市計画道路の検討が必要な箇所」として抽出しました。
 また、令和元年度には、東京都と特別区及び26市2町は協働で、優先整備路線等を除く未着手の都市計画道路の検証を行い、「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」を策定しました。
 基本方針では、整備方針(第四次事業化計画)の将来都市計画道路ネットワークの検証を前提とした上で、計画内容を検討し、変更予定路線として概成道路等約12kmや橋詰などを選定しました。

都市計画道路ネットワーク
(出典)都市整備局「都市づくりのグランドデザイン」

【リンク】
 ⇒ 東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)(平成28年3月)
 ⇒ 東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針 (令和元年11月)
 ⇒ 都市計画道路の見直し等の検討状況

お問い合わせ先

都市基盤部 街路計画課 区部街路計画総括担当
直通 03-5388-3291