1 都内の米軍基地
東京都の中には、いま7つのアメリカ軍基地があり、すべてを足した広さは約1,600ヘクタール、東京ドーム約340個分の広さになります。(2023年1月1日現在)
日本中には合計130か所の アメリカ軍基地があり、すべての広さは約97,984ヘクタール(2023年1月1日現在)です。
【赤坂プレスセンター】
以前の日本陸軍駐屯地です。東京都の青山公園のとなりにあります。いまは、ヘリポート、星条旗新聞社、宿舎、ガレージとして使われています。
【横田飛行場】
以前の日本陸軍多摩飛行場です。東京都の多摩地域にあるアメリカ空軍基地で、約3,350mの滑走路をもち、 主に輸送基地として使われています。
日本にいる軍司令部や第5空軍司令部などが置かれています。
【多摩サービス補助施設】
以前の日本陸軍多摩火工製造所です。接収当時は弾薬庫として使われていました。しかし、いまは、ゴルフ場、キャンプ場、野外スポーツの施設等を備えた、アメリカ軍人とその家族のためのレクリエーションの施設となっています。
【大和田通信所】
以前の日本海軍気象通信所です。清瀬市と埼玉県新座市にまたがる受信通信の施設です。
【硫黄島通信所】
1968年、小笠原諸島が日本に復帰したあと、引き続きアメリカ軍に 提供されました。いまは、通信所機能は使われておらず、海上自衛隊の揚陸場や滑走路を共同で使っています。1991年からは、米空母艦載機による着陸の練習が行なわれています。
【ニューサンノー米軍センター】
山王山王ホテル士士官宿舎(1946年年にアメリカ軍が接収)の代わりの施設として、1983年にアメリカ軍に提供され、会議室宿泊施設として使われています。日米地位協定などについて、日本とアメリカの間で話し合いを行う日米合同委員会は、ここで行われています。
【羽田郵便管理事務所】
東京国際空港に着くアメリカ軍の郵便物の管理などの仕事をしています。