最終更新日:平成30(2018)年8月23日
羽田空港へのアクセスなど広域的な結節機能を担っている泉岳寺駅は、空港需要の増大に伴いその重要性が高まっています。さらに、駅周辺の開発の進捗により、駅利用者のさらなる増加が見込まれています。
こうした駅利用者への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図るため、東京都では市街地再開発事業による駅とまちの一体的な整備を進めることとしています。
本年6月に泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業における事業協力者の再公募を開始し、この度、下記のとおり事業協力者を決定しました。
1 事業協力者及び次点
- 事業協力者
構成員(〇は代表者)
○東急不動産株式会社、京浜急行電鉄株式会社、東急建設株式会社、京急建設株式会社 - 次点
構成員(〇は代表者)
○三井不動産レジデンシャル株式会社、日本土地建物株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、株式会社日建設計
※事業協力者と基本協定が締結できない場合は、特定建築者等選考委員会の審査結果に基づき、次点を繰上げます。
2 審査方法
- ・外部有識者により構成される「特定建築者等選考委員会」にて応募者からの企画提案書等を審査
- ・選考委員会の審査結果を踏まえ、東京都が事業協力者及び次点を決定。
3 事業協力者の選定経緯
- 平成30年6月12日 応募希望表明受付
- 平成30年6月18日 応募希望表明締切
- 平成30年7月10日 応募受付
- 平成30年7月12日 応募締切
- 平成30年7月26日 特定建築者等選考委員会の開催(プレゼンテーション・ヒアリング)
泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業の事業協力者の審査結果について(158KB) - 平成30年7月31日 事業協力者の決定、事業協力者の決定通知
4 事業協力者の企画提案書概要
- ・鉄道と近接するなどの現場条件に合った工法による、工期短縮・コスト縮減
- ・住宅の豊富なバリエーションや高規格なオフィスなど、高い付加価値が持続する商品企画
- ・4つの広場に関するまちの魅力を高めるための具体的な活用方策
- ・実効性の高い事業推進支援体制の構築
- ・自社物件の活用を軸とした、権利者ごとの具体的な対応方策
5 今後の予定
平成30年8月上旬 基本協定の締結
6 参考
泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業の概要
- ・事業手法:第二種市街地再開発事業(用地買収方式) 都施行
- ・施行区域:約1.3ha
- ・主要用途:住宅、業務施設、商業施設、駐車場
- ・建物高さ:約160m
今後のスケジュール(予定)
- ・平成30年度 事業計画決定
- ・平成31年度 管理処分計画決定
- ・平成36年度 事業完了