最終更新日:平成28(2016)年10月17日
東京都では、平成20年6月に、都や小笠原村などが公共・公益施設を整備するに当たり、率先して景観形成に関する適切な配慮を行うことを目的として、「小笠原(父島・母島)における景観に配慮した公共施設整備指針」を策定しました。
その後、平成23年6月に小笠原諸島が世界自然遺産に登録されたことなどの状況変化を踏まえ、このたび、指針の更新を行いました。
小笠原村では、公共・公益施設がまちなか空間の主要な部分を占めています。これらの施設は、村民の暮らしや来島者の活動を支える基盤となるだけでなく、良好な景観を備えることによって人々に快適さや安らぎをもたらし、村の風格を支える良質な社会資本となる役割も担っています。
今後も引き続き、機能性や安全性の確保を前提としつつ、この指針を踏まえた公共・公益施設の景観配慮を進めてまいります。
1 更新の内容
1)世界自然遺産登録に伴う文言の時点修正
2)掲載内容の充実化
・指針適用範囲(対象施設)の明確化(「適用判断フロー図」P5 参照)
・ゾーン区分(水辺ゾーン・山間ゾーン)の明確化
(ゾーン区分の「拡大図」P62~P67 参照)
3)指針に基づき整備・改修された事例を紹介
(「景観に配慮した公共施設整備の主な事例」P90~P91 参照)
2 公共施設整備指針のポイント
対象施設 | ・父島・母島全域を対象エリアとする。 ・建築物だけでなく、道路などのインフラも対象とする。 ・都や村の施設の新設・改修時に適用する。建築物は、規模にかかわらず適用する。 |
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指針の構成 |
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指針の内容 |
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※マンセル値とは、物体色を色の三属性に基づく三次元色空間の一点として捉え、色相、明度、彩度によって表示する方法
3 公共施設整備指針
- ・表紙・目次(415KB)
- ・1 本指針について(P1~P5)(440KB)
- ・2 本指針の基本方針(P6~P8)(501KB)
- ・3 本指針の対象及び枠組み(P9)(405KB)
- ・4 公共施設の整備指針(P10~P56)(1.8MB)
- ・参考資料 1 公共施設整備の位置付け・ 2 小笠原の景観施策の構成・ 3 色彩基準(P57~P59)(1MB)
- ・参考資料 ■ゾーン区分図(P60~P61)(1.5MB)
- ・参考資料 ■拡大図【二見港】(P62)(2.6MB)
- ・参考資料 ■拡大図【宮之浜・境浦・洲崎・扇浦・小港】(P63~P65)(2MB)
- ・参考資料 ■拡大図【沖港・北港・東港】(P66~P67)(2.3MB)
- ・参考資料 3)色彩リスト(P68~P71)(372KB)
- ・参考資料 4 推奨樹種リスト(P72~P73)(85KB)
- ・参考資料 5 公共施設の現況及び課題(P74~P82)(2MB)
- ・参考資料 6 自然の保護と回復に関する条例施行規則(抜粋)・7 国立公園管理計画書(抜粋)・8 モデルプラン・9 主な景観配慮事例・10 指針検討体制(P83~P93・発行内容)(1.7MB)
お問い合わせ先
多摩まちづくり政策部 多摩まちづくり推進課
(電話)03-5320-5473