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建築物のアスベスト対策

最終更新日:令和5(2023)年6月20日

 アスベストは不燃性、耐熱性、耐腐食性に優れることから、長い間、建築物に使用されてきましたが、吸入すると中皮腫や肺がんなどの健康被害を生じるおそれがあります。
 平成18年10月に建築基準法において、吹付けアスベスト等※の使用が禁止されましたが、既存建築物には吹付けアスベスト等が使用されているものが残っています。
 アスベストに起因する新たな健康被害を防止するためには、建築物の所有者・管理者が、建築物における吹付けアスベスト等の使用状況や劣化状況を調査・把握し、必要な対策を講じることが重要です。

※吹付けアスベスト等:吹付けアスベスト及びアスベスト含有吹付けロックウール(アスベスト含有率が0.1%を超えるもの)

1 所有者・管理者のための建築物のアスベスト対策と事例紹介

2 アスベスト対策に関する補助制度

 建築物に吹付けアスベスト等が使用されているかを調査したい場合、または、建築物に吹付けアスベスト等が使用されており、それについて除去等の対策工事を行う場合、東京都内では以下の一覧に記載されている自治体で補助を受けることができます。
 都は令和4年度から、当該自治体に対する補助を行うことで、民間の建築物のアスベスト飛散防止対策の促進を図ります。
 自治体によって補助の内容が変わりますので、詳細については各自治体にお問い合わせください。

3 建築物石綿含有調査者制度

 国土交通省は、平成25年7月から建築物石綿含有建材調査者の資格を付与する制度を開始し、国土交通省登録機関において建築物石綿含有建材調査者講習の修了者が公表されています。吹付け石綿の調査実施における積極的な調査者の活用をお願いします。

  • 国土交通省「石綿含有調査者制度」の詳細はこちら別ウインドウを開くです。
  • 一般財団法人 日本環境衛生センター「建築物石綿含有建材調査者講習 修了者情報」はこちら別ウインドウを開くです。

お問い合わせ先

市街地建築部 建築企画課 建築安全担当
電話:03-5388-3344