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歴史的建造物の保存・活用に向けた新たな取組について

平成25年6月20日
都市整備

 東京都は、魅力ある都市として一層発展していくため、歴史的建造物の保存・活用に向けた新たな取組を開始しますのでお知らせします。

  • ・東京の都市としての魅力に一層の磨きをかけ、国内外の人々を惹きつける成熟した都市を実現していくには、歴史や文化を感じさせる歴史的建造物等を活用して、地域の個性をいかした都市づくりを行っていくことが重要です。
  • ・都は、都民や企業からの寄附金等による「東京歴史まちづくりファンド」を創設し、歴史的建造物の修繕費の一部を助成してきましたが、創設から3年が経過し、寄附金は減少しています。
  • ・このため、都は、民間企業とのタイアップによる歴史的建造物を活用した初めての取組を、柴又帝釈天で試行します。今後は、試行結果を基に、他の施設や地域においても、歴史的建造物に関心を持っていない方にも知ってもらう機会を設けていくとともに、協賛企業の取組を社会に認知されやすい環境を整え、歴史的建造物を守りいかしていく機運を醸成し、支援の輪をひろげていきます。

1 柴又帝釈天題経寺を舞台にしたクラシックコンサート〔民間と連携の初の取組〕

歴史的建造物×クラッシック音楽 東京・歴史と文化のまちづくりin柴又 7/28(日)会場:柴又帝釈天題経寺 [17:00>19:30(開場16:30)] (主催)東京・歴史と文化のまちづくりin柴又実行 委員会(共催)東京都、(後援)葛飾区、公益財団、法人東京都防災・建築まちづくりセンター、(協賛)松竹(株)、(株)アイエム、(株)トーヨー建設、(株)岡田不動産 ○歴史的建造物の紹介・ 講演(浮ヶ谷孝夫氏※) ※ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルト首席客演指揮者 ○ブランデンブルグ国立管弦楽団トップメンバー Catori(カトーリ)による弦楽四重奏 ・ハイドン 弦楽四重奏曲「ひばり」 ・メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 ・ドボルザーク 弦楽四重奏曲「アメリカ」

 【応募方法】
募集〉100名 申込方法〉往復はがき往信用裏面に住所・氏名・年齢・希望人数(2人まで)をご記入のうえ、返信用表面に氏名、送付先を書いて、7月5日(必着)まで(多数抽選) 入場料〉お一人様1,000円(当日会場にて当選はがきを提示のうえ、お支払い下さい)
宛先〉〒125-0052葛飾区柴又7-6-14 帝釈天歴史ギャラリー
      東京・歴史と文化のまちづくりin柴又実行委員会事務局(3672)2662

2 今後の展開

 今回の試行結果を踏まえ、今後、講演会やまち歩きイベントなど、他の都選定歴史的建造物や地域の特性にあわせて、官民一体となり取組を展開していきます。

別紙1東京歴史まちづくりファンド(PDFファイル256KB) 別紙2イベント概要(PDFファイル129KB)  別紙3案内チラシ(PDFファイル533KB)

歴史的景観形成の取組みについてはホームページもご参照下さい。
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kenchiku/keikan/machinami_09.html

お問い合わせ先

都市づくり政策部 緑地景観課
電話(直通) 03-5388-3359