東京都は、民間事業者等によりワンストップで空き家の相談に応じる「東京都相続空家等の利活用円滑化モデル事業」(以下「モデル事業」という。)を平成28年12月から平成30年3月まで実施しました。
この度、モデル事業で収集した空き家の解決事例と、空き家の解決の手がかりとなる空き家の基礎知識をとりまとめた「東京空き家ガイドブック」を作成しました。
親や親戚からの相続、転勤や入院、といった、誰にも訪れる人生の変わり目に生まれる空き家。本書を開くことから対策を始めてみませんか。
1 「東京空き家ガイドブック」とは

本書は、誰にも発生し得る空き家を解決する上で役立つ情報を「空き家の事例集編」「空き家のギモン編」の2部構成にまとめました。
「空き家の事例集編」
空き家をなんとかしようとするときに、どんなことが課題になるか、どんな解決方法があるか、解決のポイントはどんなことか。モデル事業において解決につながった63件の解決事例から、空き家の問題を検討されている皆様の参考となる事例をご紹介します。

事例ページ
≪「空き家の事例集編」構成≫
- ・相談事例分析
- ・解決事例紹介(相談事例1~15)
≪主な事例≫
- ・空き家に残置物が多い場合の売却事例
- ・自治体から通知が届いた場合の空き家の管理事例
- ・自分に一番適した利活用の方法が分からない方の事例
「空き家のギモン編」
空き家問題を解決しようとするときに出てくるであろう様々な疑問のうち、代表的なものについてQ&A方式でご紹介します。

疑問と解説ページ
≪「空き家のギモン編」構成≫
- ・空き家解決チェックリスト
- ・Q1~Q16
≪主な疑問≫
- ・どんなときに空き家になるか
- ・空き家の解決策にはどんなことがあるか
- ・空き家を相続したら、まず何を確認すればいいのか
- ・空き家にどのような税金がかかるのか
- ・空き家を売却する場合、どのような流れで進めればよいか
- ・空き家を賃貸する場合、大家としてどのような流れで進めればよいか
- ・空き家を放っておくとどうなるか
- ・空き家のことについて、相談できるところはあるか
- ・空き家に対する補助金などの支援はあるか
≪冊子のサイズ≫
- B6判、86ページ
≪発行部数≫
- 初版5,000部
2 閲覧方法
下記からダウンロードしていただく他、「4 配布場所」に記載の各窓口にて無料配布しております。是非ご覧ください。
※なお、冊子サイズはB6判ですので、印刷の際の設定につきましてはご注意ください。
一括ダウンロード
「東京空き家ガイドブック」(全ページ)(4.8MB)
分割してダウンロード

空き家解決チェックリスト
- 空き家の事例集(
4.8MB)
- 空き家のギモン(
4.8MB)
- その他抜粋版
・相談事例1~15(4.8MB)
・空き家解決チェックリスト(4.8MB)
3 配布開始時期
平成31年3月22日(金曜日) より順次配布
4 配布場所
都庁第一本庁舎・第二本庁舎受付窓口、都内の各区市町村窓口、都と協定締結する専門家団体(※1)、東京都普及啓発・相談事業事業者(※2)窓口にて配布
- ※1 都と協定締結する専門家団体について(本編p.75~77参照)(
4.8MB)
- ※2 東京都普及啓発・相談事業事業者について(本編p.78参照)(
4.8MB)