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都市づくり政策

京急蒲田駅改良

○事業の概要
 京浜急行電鉄本線と空港線は、京急蒲田駅において平面で分岐する構造となっており、加えて空港線の駅接続部分が単線であることから、列車運行上の様々な制約を受けています。また、第一京浜国道と空港線、環状八号線と本線がそれぞれ平面交差(踏切)しており、交通渋滞発生の大きな原因ともなっています。
 現在、京急蒲田駅周辺では、本線及び空港線の連続立体交差事業と共に、市街地再開発事業や駅前広場整備などが進められています。また、これらの事業と併せて、京急蒲田駅の機能向上を目的に、駅のバリアフリー化や乗り継ぎの円滑化等をはじめとした、駅施設の総合改善事業が行われています。
 事業完了後、京急蒲田駅は二層高架構造となり、空港線駅接続部分も複線化されることから、羽田空港アクセスの強化や空港線の輸送力向上を図ることができます。また、駅周辺における市街地再開発事業等のまちづくりと併せて駅機能が強化されることにより、鉄道駅と一体的なまちづくりの実現に資するものです。

○事業の内容
・事業期間  :平成13〜24年度
・事業主体  :蒲田開発事業株式会社
・適用補助事業:鉄道駅総合改善事業補助(国 2/10、地方 2/10)
・主な事業効果:品川方面〜羽田空港(ラッシュ時 6から9本/時間)
        横浜方面〜羽田空港(ラッシュ時 0から6本/時間)

○これまでの経緯
・平成11年3月 連続立体交差事業の都市計画決定
・平成12年1月 運輸政策審議会答申第18号において、京急蒲田駅の改良が位置付けられる。
・平成14年1月 鉄道駅総合改善事業の事業着手

京急蒲田駅改良完成後のイメージ

完成後のイメージ1


完成後のイメージ2