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平成17年度東京都・町田市合同総合防災訓練

平成17年度総合防災訓練(平成17年9月1日)で「横田基地」を訓練会場として使用しました

 「防災の日」9月1日、東京都は平成17年度総合防災訓練を町田市と合同で行いました。東京都が米軍横田基地を訓練会場として使用するのは平成13年度以降、連続5回目となります。
 今年は、多摩南部を震源とする強い地震が発生し、建物倒壊や火災により多数の傷病者が発生したという想定のもと、横田基地では、全国から応援人員、物資の輸送、被災地からの傷病者搬送を行う際の中継地とする訓練が実施されました。

防災訓練写真
横田基地会場に到着し、スコット P.グットウィン第374空輸航空団司令官と訓練を視察する石原都知事

 当日は、他県から自衛隊の大型輸送機で運ばれた警察・消防・医療関係の広域緊急援助隊や輸送車両、応援医療物資などを横田基地で受け入れ、ヘリコプターや車両に積み替えて空路、陸路で運ぶ広域輸送拠点としての訓練を実施しました。

防災訓練写真
広島県警・広域緊急援助隊、日赤山口県支部車両を乗せ、岩国基地より到着した航空自衛隊C-1輸送機

防災訓練写真
被災地より、重症患者を搬送してきた東京消防庁AS332ヘリコプター

防災訓練写真
搬送されてきた重症患者を、東京消防庁のトリアージテントにて長距離輸送に耐えることができるかどうか、メディカルチェックを行う

防災訓練写真
東京消防庁のハイパーレスキュー隊の救助車2台を乗せ、入間基地から到着した航空自衛隊C-130輸送機

防災訓練写真
広島県警・広域緊急援助隊を町田会場へ搬送する航空自衛隊CH-47輸送ヘリコプター

 横田基地周辺の自治体5市1町(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)も、訓練に参加しました。空輸された医療物資を受け取り、車両に搬入して、各自治体へ向け出発します。

防災訓練写真
 医療物資を受け取るため、待機する横田基地周辺の各自治体(5市1町)の車両